●ポストロックとは
というエントリーを fogline さんの fogline logs で拝見。
こういうジャンル分けの定義が全くわからない無知な私の中では、最近は「インストロック=ポストロック」とかなり乱暴な認識になってきてます・・・
単純なインストロックではなく、クロスオーヴァー的要素を持ったインストロックかな。
最近は歌入りのものも色々とあるようですが。
こちらで紹介されていた「はてな」の解説の中の一節が目から鱗。
ボレロ式に盛り上がっていく10〜15分の長尺の演奏が一つの型として定着。
おおおお!なるほど!!
言われてみるとそんな気がする。
一応、補足すると、ボレロってラヴェルのボレロね。
ポストロックはボレロ式。
つまり、それが書きたかったがためのエントリー。
ごめんね、おもしろくなくて。
しかも、私が最近聞いてるようなのって、ボレロ式にはあたらないもの多いし(苦笑)
Idlewild の感想文とか ...Of Sinking Ships のアルバム感想文とか書きたいんだけど、聞きたいCDいっぱいあったりで中々まとまった時間が取り難いのよねえ。
...Of Sinking Ships かなりお気に入りです。レビューをあげてらっしゃった 私は明日も考え中 さんで、これが好きなら Unwed Sailor の Faithful Anchor きっと気に入りますよ、とおすすめしていただき、注文しました〜
...Of Sinking Ships はエモ風味ポストロックですので、Always The Runner とか好きな人にもいいんじゃないでしょうか。
...Of Sinking Ships の方が全部一人でやってるだけあって、極めてシンプルになっていますが、あのクリアで輝度の高いギターのアルペジオは心地よい春の風を連れてきてくれます。
>> http://www.myspace.com/ofsinkingships22
The Last Signal がアルバムの1曲目になります!
最近の通勤BGM はこの...Of Sinking Ships と LDOA の新譜です。
コメント
ええええ、
ポストロックは定義できないからポストロックなのでわ??
従来のロックの様式にはまらないからポストロックと呼ばれるようになったのであり、
それが定義できるようになっちゃーいかん!
と苗場帰りなのだが思うのですよw
というわけで無事帰ってきました。
と、ここで報告。
Posted by: mozz | 2007年03月13日 01:55
まぜっかえすと、「定義できない」っていうのが既に「定義」になってるよ〜
「ポストロック」というカテゴリに振り分けられる以上、そこに入れられる基準があり、その時点で曖昧であれ何らかの定義はされている、と私は思いますー
絶対的な定義というよりは相対的なのかもしれません。
苗場お疲れ様でしたー
Posted by: eco. | 2007年03月14日 01:10
いやー、なんとなく定義できるようになった時点でもう意味ないというか。
昔からパンクとかポストパンクとかNew Waveとか全部そうだけど、最初は従来の既成概念にとらわれない新しいモノとして出てきても、いつの間にかパンクの音とかNew Waveな音とかがジャンルとして確立されちゃうのは宿命かと。
最初は音の明確な指向性はなくてattitude的なものなんだけど、そのシーンに登場したバンドになんとなく共通した音があるとそれが定義として確立されちゃうみたいな。
永遠のループですな。
だって昔はNew OrderもSmithsもパンクって言われてたんですよ!!
まあ、個人的にはジャンルとかどーでもいいですw
Posted by: mozz | 2007年03月14日 12:26
確かに宿命ですね。
ジャンルは難しいです。
個人的に聞いている限り、ほんとにジャンルなんてどうでもいいんだけど、言葉にする時とかこれほど便利な物はないんですよねー
それだけでなんとなく伝わるから。
なんつーか、必要悪ですかね。
Posted by: eco. | 2007年03月16日 00:36
Alternative Rockもいつの間にかメインストリームですもんね。
きっと多くは音楽雑誌のライターが勝手に言い出したことなんでしょうけど、
何かしら括りがあるから、新しい音を探す時の助けになっている気もします。
それぞれが「縛り」にするか、ひとつの「道標」にするかなんでしょうね。
Posted by: fogline | 2007年03月26日 15:45
> それぞれが「縛り」にするか、ひとつの「道標」にするかなんでしょうね。
あー、同意です。
演者の側からはまた違った意見が出そうですが、リスナーの立場としてはジャンルをどう捉えるかは使い方次第という感じですね。(「縛り」と考えるのは演者の方が多い気がします)
とりあえず、人間てのは総じて知りたがりで秩序を好むので、あらゆるものを出てきた端からカテゴライズするのは宿命ですよね。
最初革新的でも、時間がたてばいわゆる「ありふれた」(メインストリーム)ものになってしまうのも、世に発表し受け入れられたという事実の産物。
リスナーあっての音楽なはずですから、それ(カテゴライズ)を嫌うのは実は二律背反なのかもしれません。
Posted by: eco. | 2007年03月27日 13:10