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2007年08月18日

●インランド・エンパイア

原題:INLAND EMPIRE
監督/脚本:デヴィッド・リンチ
出演:ローラ・ダーン 、ジェレミー・アイアンズ 、ハリー・ディーン・スタントン 、ジャスティン・セロー 、カロリーナ・グルシュカ 他
オフィシャルサイト:http://www.inlandempire.jp/
2006年/アメリカ/ポーランド/フランス/180分

見に行ってしまいました。とりたててリンチ・フリークというわけでもないのに。

3時間のリンチ・ワールド。

すんません、私にはワケワカメでした。。。
なんか、ちょっとわかりそうな気がしないでもないけど、やっぱりわからない。
「難解」ってんじゃなくて、単純にわからない。

ストーリーがないわけではない、と思う。
てか、進行する物語(存在する世界)は多い。
それがやっぱり(というか当たり前だろうけど)全くパラレルで交わりなしというわけではない。
しかし、具体的なつながりがいまひとつ掴めない。
自分はどうしても、その複数の物語に基準となる核となる世界(いうなればその作品の中においての現実)を探そうとしてしまうんだけど、正直、この作品においてのそれも掴めない。。。
おまけに時間軸もなにがなんだか。
わからなすぎて、つまらないとかおもしろいとか、そういう感想を超越してた。
断片が浮かんでは消え、浮かんでは消えながらもループする「悪い夢」を観ているような作品だった。

この映画、サンシャイン以上にアップが多かったなあ。
ホラーとかスリラーの手法なのかね??
あと、最初ピントがずれてぼやけてる画から始まるのが多くて、結構疲れる(苦笑)
赤いカーテン、リンチだーって感じ。久々にリンチ作品見たから赤いカーテンに感無量(笑)

しかし、あのウサギ人間たちは、存在する複数の世界の中で飛び抜けてわからなかった!
どういうタイミングでウサギ人間出てきてたっけ?
ああああ、もう一度見に行くしか確かめる術はないのか!?(でも、きっと無理)

これ見てる間に地震の揺れを感じてちょっと怖かった。。。

2007年08月10日

●アヒルと鴨のコインロッカー

監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎(東京創元社刊)
脚本:中村義洋 、鈴木謙一
出演:濱田岳 、瑛太 、関めぐみ 、田村圭生 、松田龍平 、大塚寧々 他
オフィシャルサイト:http://www.ahiru-kamo.jp/
2006年/日本/110分

伊坂氏の同名小説の映画化。
映画を見た後に原作も読みました。
この手の、現在と過去が入れ子になっていたり、(あえて言えば)叙述トリックのミステリって映像化がむずかしいと思うんだけど、映画だけ見ても楽しめる良い作品に仕上がっていたと思った。
ほんとうまく物語を(一部)組み直してるよねー

各登場人物の描写(個々のエピソードみたいなの)に関しては原作本に比べると、やはり浅くなってしまっている感は確かにある。
特に琴美ちゃん。原作では過去における話し手は彼女なんだけど、映画ではそれがないからね。

あえてシーンが繰り返されるところ、なんかタルいといえばそうかもなんだけど、観客って椎名以上にで「飛び入り参加者」だったんだよね。
冒頭は突拍子もなく、いろいろな事柄が断片的に描かれていくので、中々全体像が見えてこない。
でも、中盤に繰り返すことで、また違った目で見ることで、ぐっと共感し、単なる垣間見ただけ以上の想いや共感が持てるのではないかな、なんて思いました。

冒頭に、椎名(濱田岳)がディランの「風に吹かれて」を歌いながら引越しのダンボールを片付けているシーンが出てきます。
そのシーンは物語のラスト近くに再度出てくるのですが、冒頭見た時は、単純に「おもしろおかしい図」だったのが「とても切ない泣けるシーン」に180度印象が改まりました。

見始めは、上にも書いたけどなんか掴みどころないし、妙な感覚があって戸惑って見てたんだけど、その「妙な感覚」は、この映画を見る上では欠かせない、製作者や俳優の意図に沿った正しい感じ方、だったのかなーって、見終わった後には思った。

ミステリでもあるのだけど、どちらかというと、主人公たちのひたむきさ、さびしさ、せつなさ、むなしさ、そういったものを描いた青春映画の度合いが強いかな。
元々原作本を出版した東京創元社のミステリ・フロンティアのカラーがミステリを纏った青春小説なのかしら?
小路幸也さんの『HEARTBEAT』も良かったし、このレーベルの他の作品もチェックしてみようかな。

久々にコレと『キサラギ』と邦画を映画館で見たけど、どっちも面白くて、邦画もいいじゃん!って思いましたよ〜。
ちなみに『キサラギ』は感想書きそびれたまま。
ミステリ系はネタバレ考えると書くの難しくてね。。。

2007年06月24日

●ゾディアック

原題:ZODIAC
監督:デヴィッド・フィンチャー
製作総指揮:ルイス・フィリップス
脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト
出演:ジェイク・ギレンホール 、マーク・ラファロ 、ロバート・ダウニー・Jr 、アンソニー・エドワーズ 、ブライアン・コックス 、イライアス・コティーズ 、クロエ・セヴィニー 他
オフィシャルサイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/zodiac/
2006年/アメリカ/157分

なんとも感想の述べにくい。。。
地味、なんですよね、この映画。
もちろん、前半に集中してる殺害シーンなどは、小心なワタクシには、心臓がキリキリするような恐怖と緊張感があります。
特に昼日中ののどかなダム湖畔での殺人のシーンなんて、思わず目を閉じちゃったし。
しかし、全体的には淡々と・・・誰に感情移入するでもなく、一連の事件を時系列にグレイスミス(主人公であり原作本の著者)が知り得た範囲で追っている、そんな感じ。

この事件に深く関わり、その謎を追うことに囚われすぎるあまり身を崩していく関係者っていうのが主人公、同僚の記者、担当の刑事など描かれているけど、個人的にはエルロイの『ブラック・ダリア』に比べるとそこら辺を重視してる感も薄い。(注:映画は未見です。小説の『ブラック・ダリア』と比べての印象)
淡々と事実を映画として再構築して映し出している、よく言われてるように、ドキュメンタリーに近い感覚の映画です。
しかも、2時間37分と長い。
長いけど、後半はグレイスミスの謎解きでテンポが加速するので、思ったよりは全く退屈せずに見れました。
が、やっぱりこういう映画が好きな人向けの映画だと思います。
個人的には・・・うーん、DVDじゃあ、絶対に見てられないだろうし、1300円(前売り料金)くらいなら損したとも思わないので、自分としては満足。ただ、人にはあまりオススメしないか。

実際にそれを体験した人による著書を元にした、実際の事件を描いた映画です。
そして、これが未解決事件であることは広く知られています。
つまりどんでん返しみたいなものはありません。
多分、この辺が犯人ではなかろうか、という提示はあります。
そこに至るまでの過程については、事件のあらましを含め、2時間37分という上映時間を使い、丁寧に描かれていますから、こういったジャーナリスティックな作品を好む人には良いんじゃないでしょうか。
でも、謎な部分は謎なまま終わるけどねー。今後、この謎が解明されることはなさそうだし。
その辺が後味悪いといえば、そうかもしれないけど、未解決だからどうしようもない。けど、やっぱあそこまで肉薄しておいて謎のままって座り悪いなー。

冒頭の花火の空撮、新聞社内のセットなどの70年代的雰囲気、時間の経過を建設中の高層ビルが出来上がっていく様を早回しで表現したり、おっ、と思う演出有。
ジェイク・ギレンホール良かったんだけど、なんかこの人70年代って感じがしないんだ、こざっぱりしてて。(かわいいんだけどねー)映画内では確か10年超時間の流れがあるはずだけど、この人だけ見た目があまり変わらなかったし。
刑事役のマーク・ラファロはすごいよかったね!
ロバート・ダウニーJr.もどんどん酒とドラッグに溺れて落ちぶれていく様を好演しておりました。
超チョイ役でアダム・ゴールドバーグ(何気に好き)出てたり、脇役が豪華でした。

2007年06月23日

●ダイ・ハード4.0

原題:LIVE FREE OR DIE HARD
監督:レン・ワイズマン
製作総指揮:マイケル・フォトレル 、ウィリアム・ウィッシャー
脚本:マーク・ボンバック
出演:ブルース・ウィリス 、ジャスティン・ロング 、ティモシー・オリファント 、クリフ・カーティス 、マギー・Q 他
オフィシャルサイト:http://movies.foxjapan.com/diehard4/
2007年/アメリカ/129分

この映画に関しては、主人公は多分死なないだろうっていう暗黙の了解を持った上で見れるのが小心者のワタシにはいいのだ。
ジョン・マクレーンと言えば、奥さんと別れたとか娘さんとソリあってないとか超アナログとか、割と等身大ヒーロー的な描かれ方が魅力。
今回もまた途中ボヤきまくったり、なんかプチっと切れてたりと人間味あるキャラなのですが・・・
ですが、あまりに人間の域を超えてる頑丈ぶりに途中から思わず笑ってしまうのだw
ヘリをヤツが落としてしまうのはまだしも(あ、このシーンは痛快でよかったね!)、F-35戦闘機(来年実戦配備の最新型戦闘機)に肉弾戦で勝つってアンタ、本当に生身の人間か!?と。
あまりの不死身っぷりに、一部ターミネーター化と今回娘さんが出てくる話のせいか、ジャック・バウアー化が囁かれておりますが、自分は素直に面白かったです。

シリーズ重ねてるだけあって、アクションもえらい派手だ。
交通がマヒした道路で次々とクラッシュしていく車。あれ、一体どれくらいの規模の撮影をしたのだろう。

今作のパートナー、ジャスティン・ロングも今時のパソコンマニアな若者を好演してた。
お互い水と油のような定石な凸凹コンビですが、この映画にはあまり小難しくない、そういう王道がハマる気がする。

やっぱり1作目には敵わないって意見も多数らしいけど、比べようにも、正直もう「1」の内容覚えちゃいないぜ(苦笑)

あ、ラスボスよりも中ボスのマギー・Qがカッコよかったなー。

2007年05月28日

●スパイダーマン3

原題:SPIDER-MAN 3
監督:サム・ライミ
製作総指揮:スタン・リー
製作:アヴィ・アラッド
脚本:アルヴィン・サージェント
出演:トビー・マグワイア 、キルステン・ダンスト 、ジェームズ・フランコ 、トーマス・ヘイデン・チャーチ 、トファー・グレイス 、ブライス・ダラス・ハワード 他
オフィシャルサイト:http://www.sonypictures.jp/movies/spider-man3/
2007年/アメリカ/139分

もう一人の敵、それは「自分」。
こういうコピーがついてますけど、まさにそういう内容。
スパイダーマンは超能力を持つヒーローだけど、等身大の人間としての、いわゆる普通の苦悩を持ち合わせているところが人気の一要素なのかな。
トビー・マグワイアはその点において、ハマリ役だと思います。
ほんとにフツーっぽいもん。
正直、ノリノリでNYの街を闊歩しているシーンは笑わないようにするので必死でした。。。
あそこは笑うところじゃ・・・ない、きっと。

個人的にアメコミに思い入れはなかったり、色々な事情で(っていうか映画館のチケット売り場がパイレーツ目当てのお客さんでごった返して大混雑)頭10分ほど見逃すわ、席が最前列になってしまうわで、アクションシーンを見てるのが辛くて、自分の総評としてはまぁまぁ。
でも、つまらないとは思わなかったし、もうちょっといい位置で見れたら印象も変わった気がする。

今作のキーワードって「許し(赦し)」なのかな。
「一番難しいのは自分を許すこと」ってメイ伯母さんの台詞にありました。
つまり、自分のしたことを自分で受け止めるってことなんだろうね。
また、事実を事実として受け入れる。
そしてそこから一歩前へ踏み出す。

簡単そうに思えて、それはとても難しい。

ところで、ヒーローの恋人って大変ね(苦笑)

更に蛇足ですが、エンディングの Snow Patrol "Signal Fire" 良い曲ですなー
今まで聞きかじっただけで、映画館ではじめてまともに聞いたんだけど、早速 iTunes Store で買ってしまった。

2007年04月21日

●ラブソングができるまで

原題:Music and Lyrics
監督・脚本:マーク・ローレンス
製作総指揮:ナンシー・ジュヴォネン 、ハル・ギャバ 、ブルース・バーマン
出演:ヒュー・グラント 、ドリュー・バリモア 、ブラッド・ギャレット 、クリステン・ジョンストン 、キャンベル・スコット 、ヘイリー・ベネット他
オフィシャルサイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/
2007年/アメリカ/104分

まずオープニングからコレ↑流れますから(笑)そっからクスクス笑いが止まりません。
そして畳み掛けるように、『80年代スターデスマッチ』("Battle of The 80's Has Been")であがる、
ティファニー vs デビー・ギブソン!
アダム・アント vs ビリー・アイドル!!
他にもREOスピードワゴンやらフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドやら、とにかく随所にちりばめられた80'sネタが最高。(これで笑えてしまう自分、そうえいば、職場の向かいの25歳はなめねこ知らなかったことを考え合わせると、紛れもなく年取ったな、、、と痛感。)

ストーリーは王道ラブコメ。
典型であるにはあるけど、ハマリ役の役者と、監督/脚本なので、気軽に見れる楽しい映画としておすすめ〜。

80年代に全盛だったPop!というポップ・グループのボーカルで、今は全くぱっとしないアレックス(ヒュー)が、カリスマ歌姫コーラに曲を提供するチャンスを得るも、本人はあまりやる気なし。
ところが、ひょんなことで出会ったソフィー(ドリュー)の作詞の才能に惚れ込み、彼女の協力をへてラブソング作りに取り組むことに。。。
というのに、アレックスとソフィーのラブストーリーが絡む訳です。
まぁ、最初から結末は見えますね笑
でも、上に書いた80's関連ネタ、今の歌姫を思いっきりデフォルメしたような(インド、仏教かぶれ)コーラの "Buddha's Delight" ステージセット、他の小ネタもクスリと笑えるものが多くて楽しい。
エンディングのトリビア紹介も劇中エピソードのオチが披露されてて、最後まできっちり楽しませてくれる作品でした。

アレックスとソフィーが作るラブソング "Way Back Into Love" がメロディ、歌詞ともにシンプルでとても良い曲だな〜って思ったら、Fountains of Wayneのアダムが提供しているんですねー。
言われてみると、"Troubled Time" と雰囲気似てる。そんくらい心に響く曲でした。
Pop!の曲やコーラの曲もそれぞれ80年代、今風のエッセンスを凝縮していてよく作りこまれてるなって感心。音楽も見逃せない(聞き逃せない)映画でした。

ドリュー・バリモアってすごい美人ってわけじゃないんだけど、笑顔がホントにキュートで魅力的!!
いいなあ、ああいう笑顔は憧れます。

ちなみにこの映画は今日公開初日で、初回上映見てきました笑
初日初回、客入りは6割ってとこか?"東京タワー" は満員ぽかった。
久々にラブコメ見たけどホント面白かった。おすすめです!

2007年03月30日

●サンシャイン 2057

原題:SUNSHINE
監督:ダニー・ボイル
製作:アンドリュー・マクドナルド
脚本:アレックス・ガーランド
出演:キリアン・マーフィー、真田広之、ミッシェル・ヨー、クリス・エヴァンス他
オフィシャルサイト:http://movies.foxjapan.com/sunshine2057/
2007年/イギリス/108分

ジャパンプレミアに潜り込ませていただきました。
公開前なので、細かい感想書かないけど、一言で言えば、

「良くも悪くも、とてもダニー・ボイルな作品」

かな。
追い込まれる切迫感や、タガの外れかかった(もしくは外れた)人間の滲み出る狂気の捉え方はいつも巧いなって思うの。
基本はSF(後半はサイコスリラー)だけど、ちゃんとダニー・ボイルの味が出てる作品でした。
John Murphy × Underworld の音楽は文句なしでした。

以下はもうちょっとグダグダと感想(ネタバレはなし)。

続きを読む "サンシャイン 2057"

2007年01月08日

●007/カジノ・ロワイヤル

原題:CASINO ROYALE
監督:マーティン・キャンベル
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
原作:イアン・フレミング
脚本:ニール・パービス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
出演:ダニエル・クレイグ、マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジャンカルロ・ジャンニーニ他
オフィシャルサイト:http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/index.html
2006年/アメリカ、イギリス、ドイツ、チェコ/144分


新ボンドってどうなのよ?
って思ってたクチのひとりですが、杞憂でした。
個人的にはコネリー様の次に好きなボンドになりそうです。

今回、そこかしこで宣伝されている通り、ボンドがボンドたるまでの物語。
これまでに積み重ねられてきた、ジェームス・ボンドというキャラクター、そして新ボンドシリーズへの序章、という位置づけがハッキリと打ち出されているためか、いわゆるボンドシリーズのお決まりパターンから少々外れた構成になっていたりもします。

でも、それって決して欠点じゃない。

それにひっかかれるボンドファンのための作品になっていると思います。
正直、ポーカーはルールわからんし、最後の方のヴェニスあたりでは「ひっぱりすぎじゃあ・・・」なんて思ったりもしたけど、あのラストシーン!!!
ゾクゾクきましたね。最後の最後に。
あのラストのための流れだったと思えば良いです。
次作への繋ぎ方として、あれ以上のものはないと思いました。
エモノがライフルかつ三つ揃えだったので、一瞬、「ご、ごるごさーry・・・?」なんてかすめたりもしましたが、一瞬にして消し飛ぶくらいのエンディングでした。

Q(ミス・マネーペニーも)が出てこないのが残念なんですが、かわりに今回の作品はアクションに関してはとても「肉体派」に仕上がっています。
ソニー製品が出すぎで(特にVAIO・・・)目に付く他には、いつものような派手なハイテク小道具は携帯電話くらい(例によってソニエリ製)。
そして、単純にアクションメインというよりも、ボンドの007としての成熟という面にスポットがあたってるんですよね。
ドラマにも比重がおかれていて、とてもハードボイルド風。
ボンド映画としては新鮮なテンションだったな。
だからか、メインの敵役もアクの強いキャラではなく、最期もあっさりしたもんでした(苦笑)

次作も非常に期待です。楽しみ。
またぜひ映画館で見たい。

さて、以下、ネタ(バレはしてない)。

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