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2007年01月08日

●007/カジノ・ロワイヤル

原題:CASINO ROYALE
監督:マーティン・キャンベル
製作:マイケル・G・ウィルソン、バーバラ・ブロッコリ
原作:イアン・フレミング
脚本:ニール・パービス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
出演:ダニエル・クレイグ、マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジャンカルロ・ジャンニーニ他
オフィシャルサイト:http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/index.html
2006年/アメリカ、イギリス、ドイツ、チェコ/144分


新ボンドってどうなのよ?
って思ってたクチのひとりですが、杞憂でした。
個人的にはコネリー様の次に好きなボンドになりそうです。

今回、そこかしこで宣伝されている通り、ボンドがボンドたるまでの物語。
これまでに積み重ねられてきた、ジェームス・ボンドというキャラクター、そして新ボンドシリーズへの序章、という位置づけがハッキリと打ち出されているためか、いわゆるボンドシリーズのお決まりパターンから少々外れた構成になっていたりもします。

でも、それって決して欠点じゃない。

それにひっかかれるボンドファンのための作品になっていると思います。
正直、ポーカーはルールわからんし、最後の方のヴェニスあたりでは「ひっぱりすぎじゃあ・・・」なんて思ったりもしたけど、あのラストシーン!!!
ゾクゾクきましたね。最後の最後に。
あのラストのための流れだったと思えば良いです。
次作への繋ぎ方として、あれ以上のものはないと思いました。
エモノがライフルかつ三つ揃えだったので、一瞬、「ご、ごるごさーry・・・?」なんてかすめたりもしましたが、一瞬にして消し飛ぶくらいのエンディングでした。

Q(ミス・マネーペニーも)が出てこないのが残念なんですが、かわりに今回の作品はアクションに関してはとても「肉体派」に仕上がっています。
ソニー製品が出すぎで(特にVAIO・・・)目に付く他には、いつものような派手なハイテク小道具は携帯電話くらい(例によってソニエリ製)。
そして、単純にアクションメインというよりも、ボンドの007としての成熟という面にスポットがあたってるんですよね。
ドラマにも比重がおかれていて、とてもハードボイルド風。
ボンド映画としては新鮮なテンションだったな。
だからか、メインの敵役もアクの強いキャラではなく、最期もあっさりしたもんでした(苦笑)

次作も非常に期待です。楽しみ。
またぜひ映画館で見たい。

さて、以下、ネタ(バレはしてない)。

そのメインの敵役ル・シッフルはデンマークのマッツ・ミケルセンという俳優さんでした。
私、初めてこの方見たんですが、見た第一印象は

ブ、ブレット・・・!!

でした。
髪型のせいかなあ、Suedeのブレットに似てない?ちなみにこの人にも似てる気がする。

  

左から、SuedeのBrett Andersonさん、俳優のMads Mikkelsenさん、Franz FerdinandのAlex Kaplanosさん。
うーん、アレックスちょっと若すぎるか、この写真。

慣例外しの一つがオープニング。
男ばっかり!女体なし。こっからハードボイルドの予感なわけですよ。
ちなみに主題歌はクリス・コーネル。
今回のオープニング・シークエンス好き!
ちなみに歴代もここらにどっさりあがってますw

ヴァージンのリチャード・ブロンソン会長がカメオ出演していたらしいが、気付かなかった。

マティス役の人、見覚えあるんだけど、名前見ても思い出せずにダレだっけって思ってたんだけど、「ハンニバル」でレクター博士に腹掻っ捌かれて、広場に宙づりにされた刑事さんでしたか!

これから見に行く方、余裕があればポーカーの用語を少し予習していくといいと思います。

コメント

お疲れ様でした!!!
私もネタのためにブレットとアレックスの画像、そしてご本人の画像を探していたら…本当に似ているなぁと。
ブレットとアレックスが似ているんだなという発見をしました。w

ダニエルさんは脱がないでタキシード着ていたほうがカッコイイね。
(軽いコメントしか残せない私でした)

まっつん(勝手に命名)は前髪おろしている方がよかったっすー。
ダニエル・クレイグに関しては同感。
脱ぐとちょっと筋肉付きすぎてるのが目立つー。
でも素敵だけど!

昨日たまたま会社のビルのエレベーターに乗り合わせた女性がやっぱ連休中に007見た話してて、内容はちょっとバイオレントだったけど、ダニエルはかっこよかった〜と言ってました。

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