●マトリックス・リローデッド
原題:The Matrix: Reloaded
監督・脚本:ラリー・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー
製作:ジョエル・シルバー
出演:キアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン 他
2003年/アメリカ/2時間18分
見ました。@ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ
後ろのほうの列だったけど、スクリーン真正面でナイスポジション。ポップコーンも買って万全の体勢で鑑賞開始。
日曜だかにTVでやってた前作を見逃してしまったからか(前作を全く見たことがないわけではないです)、理解力がかなーり追いつきませんでした。。。コンピューターの知識もはっきり言って乏しいから今作のキモとも言えるシーン(あんまり言うとネタバレになるので控えますがラスト近くのです)でのやりとりもおぼろげながらにしか飲み込めない体たらく・・・
もう1回は観ないとこの映画の内容が見えてこないかも。
なんていうか、MATRIXってちょっと聞こえが悪いけどヲタク要素てんこもりで、作品における話の流れを単純に追うだけじゃ「CGがすごかった!」とか「アクションが!」とか以上の感想を持ちたくても持てないですね。
ある程度台詞で説明がなされているとはいえ、コンピューターの知識や数学的知識がないと字幕見てもさっぱり。基本的な世界観(仮想現実やら何なら。結局、コンピューター知識が必須??)を理解してないと、作中にちりばめられているMATRIXを読み解く暗示的な手がかりも見えてこない気がするのです。
こうやって一つ一つの鍵を集めて解いていく、という感じのパズル的作業が必要になってくるところがどうにもこうにもヲタク的(笑)
実際、内容に関する議論が熱いですからね!
いかに邪推(といっても正解にあたる可能性も大いにありますが)が出来るか、がこの映画を最大限に楽しめるかどうかのポイントでは?
ま、そういうのがイヤでも単純に観てアクションやCGすごいから、さらりと観ることもそれなりに可能?
んで、さらりと観た(笑)感想。
ネオのMATRIX内での服の裾の翻り方が相変わらずイイ!
エージェント・スミスの「Mr. Anderson(みすたあー あんだーそん)」の言い方がツボ!
トリニティがドゥカッティを駆っての高速道路のシーンがカッコイイ!
100人のエージェント・スミスは笑うシーンではないらしいが個人的にはギャグにしかみえない。
ウォシャウスキー兄弟の好みなのかなんなのか、東洋人出演率高し。キーメイカーがいい味出してたなあ。ミスターミニットに本当にいそうだった。
等等。話に完全についていけてないので感想が浅いです。
そうそう。これだけの物量投資映画なのでエンド・クレジットは半端なく長くかつエンディング曲がリンキン・パーク等のラウド系でかなりうるさい(← 個人的に・・・)なので、席を立ちたくなるのはやまやまなのですが、エンド・クレジット後に次作、[Revolutions]の予告があるので辛抱するのが得策です。