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2004年02月11日

●Keane@Birmingham Bar Academy

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2004年2月11日のバーミンガムでのライブ感想文。

開場 5 分前くらいに Bar Academy 到着。
通り過ぎた Academy 1(Birmingham Academy の中で一番大きい Venue。Bar Academy は一番小さいと思われます)の前には長蛇の列。こっちでは開場前に並ぶ人ってよっぽど熱心なファンくらいって聞いてたから、一体誰がやるんじゃ?と気になりキョロキョロ見回すも、誰かはわからず・・・。
親子連れまでいたんだよね〜・・・。

Bar Academy は 1 階は完全にバーで、ライブスペースは 2 階。
ステージはめちゃくちゃ狭く小さい(それこそ幅は下北 QUE クラスか下手するとそれ以下か?。奥行きは深かった)のに、滅法奥行きがあり、しかも完全な四角形でもなく、妙な形だった。
この日のギグは実はチケットは Sold Out。開場時は人もまばらで一番前でスタンばってるのが恥ずかしくてできないくらいに皆ステージ遠巻き〜って感じだったのが、始まる頃には押されることはないものの、後ろ振り向くとお客さんびっっしり。しかも、かなり男性も多く、最前じゃなければきっと私にはステージを垣間見ることすらできなかったでしょう・・・って感じに満員御礼でした。

9時40分頃についについについに Keane が目の前にっ!
1 曲目の 'Can't Stop Now'、Richard のドラムに Tim のピアノの和音が重なった途端に、息を飲み、Tom 君のVo.が耳に届いた途端に笑みが零れちゃいました。
あー、Keane だよー。本当に Keane をこの目で耳で「直」に体感してるなんて!
もー、曲の最後のあのドラマチックなピアノとか!目で見るモノ、耳で聞くモノ、感じるモノ全てに感激。
前座のバンドの演奏時は音がかなりスネアに響いてて、音は期待できないのか、と思ってたけど、ギターがないせいか、そんなこともなく後はひたすら Keane のステージに没頭。

MC で Tom 君、「今日はあの Fun Lovin' Criminals に目もくれず僕らを見に来てくれてありがとう」と。そう、Academy 1 は Fun Lovin' Criminals だった訳です。(そんなに人気なんだね、知らなかったよ。)ちなみに、この「Fun Lovin' Criminals じゃなくって云々」は最後にも言ってましたね。

Keane はご存知の通り、ギターレスの 3 ピース。てか、ベースプレイヤーもいません。
つまり、Vo. 以外は座りで位置固定なわけです。で、今日はステージが狭いことから、Key はステージ端っこに追いやられ、Dr に至っては完全に後ろに押し込められる(笑)
Tom 君、フォローで 「Key と Dr が後ろの方で見えなくてごめんね。でもちゃんとここにいるから。」と MC。
そんな状況なんで、ステージ前方はぽっかりと空間ができてた(床の上にコードだってないし)のだけど、Tom 君はこのスペースで激しく動き回る(笑)曲聞いてると大人しそうなイメージが先に立つんだけど、全然そんなことありません、彼(笑)
結構、頭は振るし、足でかなり強くリズムとるしと、アクションは激しい感じなんだけど、なんでかマイクスタンドからはあまり手離さなかった気が?。でも、ノってくると止まらない系かも。すごい汗だくになってて、用意されてたバスタオル並に大きいタオルで汗を拭くというか、顔うずめてごしごししてたし。よく Tom のダンスっていうのがオフィシャルのフォーラムで話題になるのが納得できました(笑)確かに Brett あたりに似た動きだわ、あれは(笑)
ちなみに Richard は Tom 君の陰に隠れてしまうことが多くて、あまり印象に残ってないんだけど、Tim も結構体全体でピアノ弾く感じだった。それに、いつも目、閉じて弾いてた印象が残ってる・・・。実は・・・陶酔型(笑)?

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演奏ですが Tim の Mac で Vo/Dr/Key に多少の味付けはついてるものの、アルバム収録予定らしい新曲の 'We Might As Well Be Strangers' とか 'Sunshine' とか 聞かせる曲はしみじみ胸に切なく(クサすぎ?)響くのに、'Bend and Break' や 'Somewhere...' とか 'Snowed Under' はさすがに踊るって曲じゃあ、全然ないけども力強く、なにか体が突き動かされるようなパワーがあり、あのシンプルな中にも多彩な色があったと思った。うん、Keane の曲にはどれも「色」がある気がするかな。

見に来てる人達も本当に Keane が好きな人達ばっかりなんだろうなーって感じで、盛り上がってたし、Single で出てる曲はちゃんと皆歌ってました!
特にアンコールでやった 'This Is The Last Time' はかなりの合唱。私も歌詞を覚えてる範囲で加われて感激でした。

最後は定番の 'Bedshaped' で幕を閉じたこの日のギグだけど、終了後、3 人ともステージの方へ出てきてくれて、サイン会もどきが開始。Tim とだけちょこっとお話できたけど、とてもいい人でした。そして忘れちゃいけない、バンドのフォトグラファーの方、この方もとても親切な人で、ツアーフライヤーをメンバーに回してくださって、サインを書いてもらうことができました。
最初から最後まで感激しっぱなしのギグ。遠路遥々見に来た甲斐は 500 % はありましたね(笑)

Keane 最高ー!!

Set List 1. Can't Stop Now 2. Everybody's Changing 3. Your Eyes Open 4. She Has No Time 5. Bend and Break 6. We might as well be strangers 7. Snowed Under 8. Sunshine 9. Somewhere Only We Know

Encore
1. Allemande
2. This Is The Last Time
3. Bedshaped