●Fuji Rock Festival '04 :: 1日目
今年もまたやってきました、フジロック。
初日の天気は晴れ時々曇り時々雨。
木曜日に ESKOBAR のインストアを新宿タワレコ見た後、同行させていただく方達と待ち合わせて、一路、湯沢に向け出発。
日付変わって金曜日になった頃に、湯沢健康ランドに到着。
ひとまずここで、明日に向けゆっくり仮眠・・・のハズが!もー、寝言と言えないレベルの寝言(ムンクの叫びはきっとこんなんだろうレベル)を1時間おきに発する人が同じ仮眠室にいて、全然落ち着いて眠れなかった(涙)体持つんでしょうか、私・・・。
朝、湯沢のあたりは快晴。
ところが、苗場方面に近づくにつれ、んー、微妙な天気。だけど、苗場への道中でなんと虹を目撃!
'I saw the rainbow 虹の橋をくぐりぬけたらそこに何が見える?'
このフレーズを久々にメロディとともに思い出したよ。
ちなみに峠を越えるとフジロックの会場が見えました(笑)
着いた苗場は基本曇り。たまに晴れ間。涼しくていいかも。
今年からリストバンドは IC チップ内臓です。で、今年は赤白のシマシマバンド。目出度いっていうかホワイトストライプス?っていうか。
開場まで並んで入場したんだけど、IC チップの読み取りで入場に手間取った印象はなし。去年よりも開場待ちしてた人が少なかったかも。
皆とレジャーシート敷いた後は苗場食堂のとろろめしを朝ごはんしにて、私はグリーン近くのグッズ売り場へ。弟に Tシャツ のお土産をリクエストされていたのでそれの物色。いやはや並ばされました・・・。お土産用には 22-20s、自分用に勢いで The Charlatans の Tシャツ購入。ふふふ・・・明日はこれ着て久々の The Charlatans だわ。えっ、自分何言うとるん!久々ちゃうやん。T でも見てるやん・・・。見てから1か月経ってないっちゅーに・・・
T シャツ買って出てきたらちょうど GREEN STAGE のトップバッター BRITISH SEA POWER のステージがスタート。
噂には聞いてたけど・・・すごいなこの舞台装飾品の数々(主に植木)・・・。ドラムの後ろの一際大きい植木、というか木には梟がとまってるし、他にも鷺みたいな鳥の置物あるし、ベースの人は木の枝を頭に装着してた(ちなみに途中で外してた気がする)。SEA POWER っていうよりもバンド見てると GREEN POWER な感じがする(笑)
BSP は初日の初っ端らしからぬテンションの高さ。'Remember Me' では太鼓の人がステージを降り、そのまま通路通ってモッシュピットの外側へ突入。ちなみに太鼓はこの通り持ったまま。Vo. の人はマイク齧るし、肩車するし、逆立ちするし、あと客席にダイブした人もいたよねえ。どの人か忘れたけど。
そーいえば、太鼓の人がヘルメット被ってるのは、客席を練り歩く時に頭叩かれても大丈夫な様にだよ!と言ってる人がいた。うん、一理あると思う(笑)
出番直前の The Bees @ OFS Cafe
川を越えてホワイトへ移動。川に架かってる橋はかすかな記憶と照らし合わせても大分幅が拡がってた印象。
ホワイトではさっきアコースティックを見た、The Bees の皆さん目当て。なんか随分とウェスタンな格好をしてますが、れっきとした UK アーティスト。先ごろ 2nd が出てるんですが、こちらさん、1st はマーキュリー・ミュージック・プライズにノミネートされたんです。こういう新人なのにマーキュリーにノミネートされるってところで、大体の雰囲気わかりますよね。色々な音楽の要素が詰まった多彩なサウンド(個人的にはちょっとアメリカっぽい泥臭さいイメージがある)を奏でる、おじさんたちです。いや、おじさんじゃないのかもしれないけど、おじさんにしか見えないんで。
実を言うと、'Wash In The Rain' とこれの後のシングル曲 'Horsemen' しか知らないんだよねー。アルバム1枚も持ってないの。
でも、私、こういう器用なバンドは大好きなんで見に行って良かった。
2nd リリース時でメンバーが 4人から 6人に増えたとか?ハモンド・オルガンを見つけては一人はしゃぐ私(笑)
昼間のホワイトらしい、ゆるすぎず、きつすぎずのファンクよりのアナログサウンド。ギターバンドという括りには留まらないけど、単なるファンキーなジャムバンドでもなく、UK っていう土壌に根ざすものなんだと思うんだけど、メロディやハーモニーも感じることができたり。
インスト曲もカッコいい。(曲名知らなかったけど東芝のサイトによれば 'Russian' らしい)
このインスト曲だっけ?ちゃんと覚えてないんだけど、Vo.の人がドラム叩いてた。しかも、巧いの(笑)で、ドラムの人はこの時ベースを弾いて、ベースの人は前に出て、シェイカーかなにか振ってた。
左のキーボードの人は曲によっては右側のハモンドの人と交代したり、タンバリン叩いたり、あー、ギターももしかしたら弾いてたかも。
アルバムちょっとチェックしてみようかなあ。ただ、日本盤 CCCD なんだなあ・・・。
この人の多さに Gary もかなり感激したようで、かなりテンション高い!頭を振れば飛び散る汗が目視できるほどに大ハッスル。随分前の方にも出てきてたし。
ハッスルしすぎが仇なのか、微妙にテンポ速くない?ってのとかあったけど、Gary のあのまったり訛りで "You've been amazing!!" が聞けたのでいいのだ。てか、このMCの印象が脳内リプレイ可能なくらい一番強いっていう私もオカシイな。
"見に来てくれた人に感謝の気持ちを込めて" で 'Run' だったけど、意外と反応薄?イントロでの盛り上がりは 'Chocolate' のが上だったかも。
てことで、急いで Green の HAVEN へダッシュ。 ちょうど Green に着いたら 'Let It Live'。耳に届く歌声は変わらず艶があって素敵な Gary なんですが・・・その見た目は・・・うーん。彼は一体何を目指してるんでしょうかねえ・・・。まあ、声は変わらずなのでいいんですけどね。 いや、しかし、やっぱり haven いいっすわー。Nat のクリアに響くギターも最高。 で、次いきなり MC で "最後の曲" で始まった 'Say Something'。 なぬー!もう最後!?まあ、でも、'Say Something' 聞けるならいいかあ。ということで、悔いのないよう、しっかり歌わせていただきました。 で、私も「わーーーーっ」って惜しみない拍手。そしたら・・・ また "Last one" って言って次は 'What Love Is'・・・ その後には再度 "Last one" って言って 'Still Tonight'・・・ 日本のファンは Gary に弄ばれてるのでしょうか? まあ、終わりだと思ったのに曲聴けた(しかも 'Still Tonight' を!)からいいかー 最終的にはこの後の 'All For A Reason' が haven の "Last song" でした。 私が聞けた箇所が、特に 1st からの曲が多くて、個人的には 1st の方が好きなんで嬉しかったんだけど、間に入った 2nd の曲もかなり太い音でおおって感じでした。 10月の再来日が楽しみです。 haven 後は諸般の事情により、苗プリへ。てか、寝不足もたたってかどうも体調が思わしくなかったから薬買いに行った(苗プリには薬局がある)。
苗プリから戻って来たらちょうど OFS のブースに BSP 出演中。知ってる曲はなかった気がするんだけど、やっぱり見てて面白かった。歌は持ち回りで歌ってたっけ?Vo. 以外の人も歌ってた。で、太鼓の人はなんとも言えない格好(宴会の酔っ払いみたいだった)でずーっと踊ってた(笑)
BSP 終わってグリーンのシートに戻ろうとしたら Killers ご一行がいた。更に InterFM のブースには haven の Nat と Gary 出演中(でも、もう終わるところだった)。
さすが大人気のこの二人、女の子に囲まれてました。
私も囲んでみました
湯沢近くのホテルに着いた後、体力も気力も使い果たし、視界も回り始めた私は風呂に入ることなく意識はブラックアウト・・・。