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2006年08月05日

●Fuji Rock Festival '06 【7/29 2日目】

【7/29 2日目】
Wolfmother を BGM に朝ごはん@ World Restaurant。
なんだか朝からテンション高いなあと思いながら、タマゴとパンをもぐもぐ。

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FIELDS @ RED MARQUEE
唯一、前もって見に行こうと思ってたUK新人。
UKがメインテリトリーだったはずなのに、やる気なさすぎじゃん、自分。
そんな感じで見に行ったんですが、やっぱ好みでした。とりあえずメロがいいもん。
ハーモニーもいいし、ちょっとダーク目だったり、よく書かれてるようなマイブラ的なところもよかった。
ライブ見てからミニ・アルバム買うか決めようって思ってたので、買いに決定です。(やっと買った)

>> http://www.fieldsband.com/
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この後はオアシスで某会合に混ぜてもらう。
この時は太陽出てて夏空でしたー。ピナ・コラーダが美味しかった♪
それから一人、オレンジ目指して出発。

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Double Famous @ 木道亭
余裕があったら見ようと思って行ったんだけど、さすがに大人気。ボードウォークから人があふれてて前を素通りするのが精一杯だった。
でも、一瞬見ただけでも楽しそうな雰囲気は伝わってきた〜
木道亭って、混んじゃうとボードウォーク通行者の妨げになっちゃうんだけど、場所の雰囲気はとてもいいよねえ。
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BIG WILLIE'S BURLESQUE @ Orange Court

BIG WILLIE'S BURLESQUE

Double Famous 諦めたので代わりにオレンジで始まるバンドを見ることにした。
ステージ上の楽器からとりあえずジャズ系かな、以外の前知識何もなし。
これがね。楽しかった!!
ザッツ・エンターテイメント・ショウ。アメリカのクラブっていうのは夜な夜なこういうパフォーマンスで盛り上がってるのかあっていうのが目の前に。
なんせダンサー付きですから。しかもキャバレー・ダンサー。登場した途端、大歓声/大喝采笑 艶かしいダンスに盛り上がる盛り上がる。でも、ご安心を。エンターテイメント性が強力に全面に出てますので、女でも抵抗なく楽しめました!
Willieってのがドラマーでこのバンドのリーダーなんだけど、ドラム叩きながらも色々とお茶目なパフォーマンスをしてくれるし、オリジナル曲だけじゃなく、聞き覚えのあるスタンダードナンバーや Lady Madonna なんかもやってくれて、お客をノせるのが上手い。
最初遠巻きに見てようかなって思ってた私も、ずんずん前行っちゃたし、ヘヴンに行くので Lady Madonna の途中で抜けたんだけど、その頃にはお客の数も随分増えてた!!(木道亭帰りの人が足を止めたんだと思うな)
偶々通りがかって、つい足を止めて見てしまう。この辺がフジの、特にオレンジなんかの楽しみですね。
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BENEVENTO RUSSO DUO @ FIELD OF HEAVEN

THE BENEVENTO/RUSSO DUO

こちらもほぼ予備知識なし。ただ、友達が推していて、1曲だけ聞いたらかっこよかったから見に行ったのです。
名前からして二人組みなのは知ってたけど、実は編成知らなかったの。そしたらステージ上にはハモンド(B-3だよね?)がっっ。ハモンドラヴァーとして期待は高まる!!
降りしきる雨の中、ヘヴンには始まる前から随分人が集まってました。
いやーーーー、踊った。なんかトリップ感がすごかった。なんだろう、ヘヴンって場所もよかったのかな。雨も結構降ってたけど、そんなのお構いなし。
それにしても、オルガンとドラムだけで(テクノロジーは駆使してますが)絡め取られるようなあれだけの多彩な音が出るんだから凄いね。
実は、当初思ってたよりは随分ポストロック的印象を強く受けた。というか、ジャズ一本やりじゃなく、ジャンルに囚われず自分達のセンスのままにプレイしてるって感じ。そういう意味でもジャムバンドよりもリスナーの間口が広いかも。だからかな、人も随分多かったし。
右端から見てたので、印象に残ったのはオルガンの Marco Benevento の笑顔!終始ニコニコしてて見てるこっちも楽しくなりました。
"Soba" って曲やるとき、確か "日本の食の友達〜" みたいなこと言ってた。蕎麦好きか。ぜひまた来日を!!
(初来日は Dirty Dozen Brass Band の前座だったみたい)
ところで、このアクトは録音可(この手のジャムバンドではバンド側から録音が奨励されてる。ストチーなんかもきっとそう)でテーパーズ・セクションが解放されてたんだけど・・・どこでこの音源流れてるのかなあ。欲しいなあ。
日本盤で出てる2枚を買った。今聞いてる "My Pet Goat" なんてヤバいくらいにカッコいい。。。人力ドラムンだ。単独希望。切に希望。

>> http://www.organanddrums.com/
>> Myspace
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大満足でヘヴンを後にするも、かなり纏まった雨。
ゴアジャケ着てるから(今年、モンベルで新調したのだ)平気なんだけど、パンツの方は面倒くさがって履かないままでウロウロしてたら大分濡れて大変だった(←自業自得)
アヴァロンで買った坦々麺で体温めた後通りがかったホワイトはちょうど Story Of The Year 演奏中。前方モッシュピットは一糸乱れぬジャンピング。すごい。盛り上がってる。若い。

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JUNIOR SENIOR @ RED MARQUEE
本来の人気プラス雨もあって、開始30分前でも後ろまで人が詰まってる状態。
始まるまでは、さすがに疲れが溜まってたのか自分もぐったりしてて、少し落ちてた。
始まれば大分テンションあがってきたんだけど、それでも自分的には本調子とはほど遠く。。。
もちろん、一緒に "ばばばばばばばばんでぃっつ!" とかやってたし、盛り上がりもすごくて楽しかったんだけど、なんか完全にノりきれずに終わってしまった自分。
あああ、ごめんなさい。。。ちゃんとアンコールまで見たのにこの体たらく。反省。
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あまりに自分がシャキっとしないのでこういう時はアルコールを仕込むしかない!!と KARMA に走る自分。
景気づけだ〜とチチをほぼ一息で飲み干し、グリーンへ。

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電気グルーヴ @ GREEN STAGE
そこまで曲知ってるわけじゃないし、しかもシャングリラはもうやってしまったというのを、KARMA に並んでる時に小耳に挟んでしまったので、オアシスへの橋近くから遠巻きに鑑賞。
瀧さんとか、こう遠くから見るとそこらのおっさんなフォルムだなぁなんて失礼なことを考えてました笑
しばらく見て、そろそろレッドに行こうかなぁと背を向けて歩き出した時に「この年になってもまだこんなことをやっています!」という MC が・・・
え、え、え?も・し・か・し・て・・・?と慌てて戻ると、そこにはやっぱり富士山の被り物をした瀧さんがっ
"ふっじ・さーん! ふっじ・さーん!" がそのうち "ふっじ・ローック! ふっじ・ローック!" となるのを一緒に歌ってきました。
最後の "虹" も良かった〜。数少ない電気の知ってる曲。やっぱり良い曲だね。
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KULA SHAKER @ RED MARQUEE
テントの外まで人が溢れかえってる!!
人気の高さを実感。中に入るのは諦めて、外で聞いてました。
ついた時には既に始まっていて、最初聞き逃してるんだけど、ファースト/セカンド/新曲とまんべんなくやっていた印象。でも一番盛り上がるのはファーストの曲だね。
"303" とか久々に聞いて懐かしかった。
最後の "HUSH" 〜 "Hey Dude" (の後に "GOVINDA" が続いたらしい)は盛り上がらない訳がない。盛り上がりすぎて大変!という勢いなのは簡単に想像つきますよね。まさしくその通りでした。
Jeevas でも確か Kula の曲はやってたけど、やっぱり Kula Shaker の曲は Kula Shaker の名の下で Kula Shaker だけのセットリストでやるのが一番ですね。
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今年のフジでの一番人気で目玉はこの日のグリーントリのレッチリ。
やっぱりちょっとくらい見たいなぁ、ということで、登場くらいは見届けることに決める。
ただ、グリーンはもの凄い人が集まってて見る場所がない!通路も立ち止まって見る体勢に入っちゃってる人が大勢で、流れまでも悪くなってる。
改めて人気の高さを実感。
そして、やっぱり人気あるのも最初ちょろっと聞いただけで納得。
演奏かっこいいもん。アンソニーが出てくる前のインスト曲とかね。すごい迫力だった。
そのまま "Can't Stop" で "Dani California" で "Scar Tissue" でしたか?そこら辺まで聞いてグリーンを後にしました。
レッチリ見た人によれば "愛はきらめきの中で"(How Deep Is Your Love) やったそうですねえ。
さっき YouTube で見ました。ジョンって綺麗な声してるのねぇ。ここだけ見るとレッチリのライブとは思えん。
あと、遠目で見ていてよくわからなかったのがフリーの服(?)。あれは服ではなくタトゥーとか?いまだに謎。

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[:王冠2:] SCISSOR SISTERS @ WHITE STAGE
気合を入れて、時間より早めにホワイト行ったらびっくりするほど人がいない・・・
そりゃあ、今レッチリの最中だけどさ。それにしたって・・・というくらいまばら。
これで前で待ってるのもなんだかちょっと所在無い気がして(この時一人だったので)、じゃあ何か軽く食べてくるか、とアヴァロンでケバブ購入。
少しは人増えたかな、と思ってホワイト戻っても・・・見た感じ人口密度に変化なし。そんな開始予定時刻5分前。

で・す・が!

登場した途端にすべて吹っ飛びました。
1曲目から "Take Your Mama"!
ジェイクの衣装もキラキラで眩しいっ。
"あんた達を踊らせたいのよ!" の MC 通りの光景が広がるホワイト。
とにかく楽しくて踊りまくってあまり細かいこと覚えてない笑
前回の来日@UNITの時はあまりスペースなくて踊れなかったんだけど、今回は最高に盛り上がりつつも踊るスペースもバッチリという文句ナシのコンディション。
もちろん、メンバーのノリ/パフォーマンスも文句のつけようがありません。
アナ姐さんの MC も面白いしー。"ヨロコンデー" 最高。もちろんオーディエンスにも言わせてた笑 "ヨロコンデー!!"
"Comfortably Numb" のダブルミラーボールは目くるめく熱い夜にはピッタリの演出で、とにかく最高。
楽しかった。もー、最高。大満足でしたー。

始まる時は人がかなり少なかったはずなんだけど、終わった時には大分オーディエンス集まって来てたみたい。
やはり良いライブには自然と人が集まってくるんだね!

Scissor Sisters @ Fuji Rock Festival '06 WHITE STAGE (July 29, 2006)(ユニヴァーサルのサイトより転載)

TAKE YOUR MAMA
I CAN'T DECIDE
TITS ON THE RADIO
SHE'S MY MAN
LAURA
PAUL McCARTNEY
KISS YOU OFF
EVERYBODY WANTS THE SAME THING
MARY
THE OTHER SIDE
I DON'T FEEL LIKE DANCIN'
COMFORTABLY NUMB
MUSIC IS THE VICTIM
FILTHY/GORGEOUS
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雨は降ったけどようやく自分のエンジンもかかってきたっていう2日目でした。
あー、Scissor Sisters 楽しかったー。