2007年05月26日

●削除しました

Dr. Martinの広告の記事から画像削除しました。

コートニーがカートの写真の広告への使用は許可してないって言って、しかも、Dr. Martin側が今回のパブリケーションに関して謝罪の声明を出して、広告代理店(Saatchi & Saatchi London)との契約を打ち切ったと発表してるので、この広告へのアーティストの写真の使用自体が無許可だったっぽい?

この広告、Dr. Martinが本格的に広告として世に出す許可を出す前に、ネットリークみたいな形で出てしまい、方々のブログで取り上げられて、しかも概ね評判が芳しくなく(苦笑/天使?ハァ!?みたいな)大事になってます。

>> Saatchi & Saatchi fired over Doc Martens ads featuring dead rockers

今回のってまだ世に出す段階まで来てなかったのが、出ちゃったことで、色々な波紋が起きてるのかなぁ。
Saatchi & Saatchi って大手だし、写真の無許可使用なんてさすがにしないんじゃないかなぁ、と。
権利関係が全くおざなりだったのは、まだプレゼンみたいな段階のものが出てしまったから、ではないかと、なんとなく。

2007年05月24日

●ロックスターは永遠なり。(そしてそのブーツも)

追記:http://greenroom.s36.xrea.com/archives/2007/05/000304.php
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ミュージシャンの愛用者が多いことでも有名なイギリスのシューズメーカー、Dr. Martin。
そのポイントを利用した広告がこちら。

偉大なミュージシャン達が天国でもまだ、Dr. Martin のブーツを履いている。
Dr. Martin もまた永遠である、と。

こちらは Joey Ramone (The Ramones) ヴァージョンですが、他に Joe Strummer (The Clash)Sid Vicious (Sex Pistols)Kurt Cobain (Nirvana) と計4パターンあります。

ちなみに、巷では上記アーティストの生前の言動等々から、「天国って演出はちょっとねえ?」的意見も多数。総じて評判はよろしくない、感じ?

故人の肖像権というか、こういう広告に使用する際の権利って誰が持ってるのだろうか。
遺族とか・・・ってこと?
こういう仮定はナンセンスではあるけど、「死人に口なし」という感じで広告とかに使われちゃったりすることも多々あるんだろうね。
有名人って亡くなっても色々と苦労が絶えないねえ。

てか、私がこうやって引用してあーだこーだやってるのも、当人達にしてみればいい迷惑か(苦笑)

2007年05月13日

●Thai Festival 2007

Thai Festival 2007(代々木公園)

昨日今日と代々木公園で開催中のタイフェスに昨日行ってきました。
会場内に足を踏み込むと、バンコクの路上を同じ匂いが。。。うっわー、感動。
お天気も良くて人出も多かったけど、混んでるお店だと10分くらい並ぶ程度のちょうどいい感じの混み具合。

Thai Festival 2007 Thai Festival 2007 Thai Festival 2007

左:ゲンキョワーン(鶏肉のグリーンカレー) 500円。タイ米久しぶりに食べるとアローイ。
中:ガイ・ヤーン(鶏肉のグリル)。1本300円。焼きたてアローイ。チリソースがまたアローイ。
右:エビのニンニク香り揚げ。1皿2匹500円。アローイ。

Thai Festival 2007 Thai Festival 2007 Thai Festival 2007 Thai Festival 2007

左:フレッシュカットマンゴー 500円。ぬるかったが、アローイ。
中1:ランブータン(懐かしい)。投げて頭に当たったらコブできるんじゃないかって位凍ってた。結局、今朝食べた。
中2:マンゴスティン。果物の女王様。安かったので買って帰った。
右:ドリアンピラミッド。こっちは王様。最近のってあまり匂わなくない?これだけの数あるとタイっぽい。ドリアンを酒と一緒に摂取しすぎると腹ン中で発酵して死ぬって聞いてたんだけど、迷信なんだってね。ずっと信じてたのにw 疑問:ドリアン食べ過ぎるとゲップがドリアン臭になる?誰か実験してください。

Thai Festival 2007 Thai Festival 2007

タイのメータータクシーとトゥクトゥク。
トゥクトゥクはお値段120万強。たかいなー。
以前、江ノ電の車窓からトゥクトゥクを見かけたときは驚いた。けど、海とトゥクトゥクって絵になるね。

テンモーパン(スイカシェイク)を狙ってたんだけど、見つけられなかった。。。
まだスイカの時期じゃないからかなぁ。残念。

パッタイも、ソムタムもヤムウンセンも食べたかった。
それほどタイ料理好きって訳じゃないんだけど(パクチーがちょっと苦手)、久々に食べたらすごく美味しかったのよ。
タイ料理屋今度行きたいなー。

昨日食べたグリーンカレーはこちらのお店のだったんだ。
お店のHP見たら、実は勤務先の近くだった!行ってみようかな。。。

●MSMW見てきたー2

5月11日@O-Eastも行ってきた。
8時半スタートの予定が30分押して、アンコール終わって時計見たら0時15分!
あのテンションの演奏をあれだけの時間できるというのが凄いね。
この日は特に、クリス・ウッドのベースにヤラれた。あのうねりたまんないねー。
ウッド・ベースを弾く姿に惚れました。カコイイ!
ジョン・スコフィールドのパワーにも脱帽。50半ばの方とは思えません。

実験的な曲と、ファンキー&グルーヴィーな曲と織り交ぜたセット。
個人的にはやっぱファンキー&グルーヴィーな曲のが好き。
耳に入ると、反射的に身体が揺れてくるの。
演奏に釣られて気分が高揚していくのが、とても気持ち良かった。

MSMWのCDは実はちょろっと試聴しただけで買ってないの。
ギターがちょっとフュージョンに寄り過ぎな印象だったんだけど、ライブ見てそれは気のせいだったんじゃないかって思い直した(笑。でもフュージョン的な印象は少なからずあるよ)のでいつかタワレコに行ったら買います。

両日とも例によってテーパーさんが多数いらっしゃいましたが、音源はどこで出回るのかしら。。。
欲しいよ〜。

2007年05月11日

●MSMW見てきたー

MSMW@JZ Brat MSMW@JZ Brat

Medeski, Scofield, Martin & Wood@JZ Brat

ピアニカがあんなにファンキーに鳴るなんて。
あんな可愛らしい楽器からあんなグルーヴが。
たかがピアニカ。されどピアニカ?

わたしが吹いてもあのリズミカルな躍動感、あの小気味よさのカケラも再現できないよ。

ぴったりと息の合った演奏。
ギターとオルガンのユニゾンにゾクゾクきた。

プレーヤー同士の視線の絡み合いまでもがパフォーマンスの一部。

そんなステージがまた明日もO-Eastで見れるのだ!

キース・ジャレット・トリオ@厚生年金会館もきっと素晴らしかったに違いないけど、MSMWで満足できました。(でも、キース・ジャレットも見たかったぁぁぁ・・・)

終演後は会場近くのスープカレー屋で本日昼に食べられなかった念願のカレー。

スープカレー心

2007年05月09日

●よみがえる合唱の思ひ出。

The 25 Most Exquisitely Sad Songs in the Whole World というランキングをココでやっているのを見た。
ほとんどが知らない曲だったり、泣きポイントが書いてあっても英語だったりであんまり実感が沸かなかった。
だから、何か悲しい曲ってあったかなーって考えてみました。

思い出しました。

悲しいっていうか、強烈っていうか、インパクトがすごいというか。
歌謡曲じゃなくて合唱曲です。

合唱組曲「チコタン〜ぼくのおよめさん〜」てご存知ですか?
対象年齢は多分、小学生。高学年くらいかな。私もこれ歌ったのは6年生時分だったと思う。
蓬莱泰三作詞、南安雄作曲。
歌詞は全部関西弁。なので全国区の曲じゃないのかも?(とはいえ、私は横浜市の小学校で歌いましたが)
1番から5番まででのドラマティックな(ジェットコースター的)物語の展開、救いが無い、どん底につきおとされそのまま放置されるような幕切れ、最後の叫び。
どこをとっても小学生向けじゃなく、トラウマソングと名高い曲です。
一度聞いたらちょっとやそっとじゃ忘れない歌詞はこんな感じ。

>> http://www.hcn.zaq.ne.jp/luckhill/chikotan.html

ちなみに、合唱曲としての単純な難易度も高めです。拍子取るの難しいし、展開もドラスティック。
一部では「プログレっぽい」という評価もあるらしい!言われてみればそうかも。
そんなチコタンはYouTubeで5番まで聞けます。レコードと後ろの歌詞絵本がまたなんとも。。。

1.なんでかな?
2.プロポーズ
3.ほっといてんか
4.こんやく
5.だれや!?

で、今回歌詞とか探してて、この同じ作詞 蓬莱泰三、作曲 南安雄のコンビによる、より衝撃的で救済措置ゼロで後味悪くて泣けてよりトラウマになりそうな曲があるということを知った。

「日曜日〜ひとりぼっちの祈り〜」

という曲です。
祈り、なんてセンチメンタルっぽいけど、そーーんな生易しいもんじゃございません。
これも間違いなく児童用合唱曲なのに何だこの歌詞は。。。
心に響く、なんてもんじゃない。心を絞られるような、そんな気になる。
これも交通事故を題材にしているんですが、、、単なる悲しみを取り上げているんじゃないんです。
子供が背負った・・・いや、背負わされた苦悩と重荷と、そして深い悲しみ。
この子が心から笑える日はやってくるのだろうか、とまで思ってしまう。
ヤバイ。まじで泣けてきた。。。

歌詞、これです。。。

これを本当に小学生の時に歌わされた子供はいるのだろうか。
重い。重いよ・・・
この並々ならぬ訴求力は子供の視点から描かれているということも起因しているとはいえ、描写も説得力があって、リアル、なんだよね。
作詞家の方の何らかの体験に基づいているのでしょうか。

悲惨な交通事故が頻発する今においてはより一層身に迫る曲です。

2007年04月21日

●ラブソングができるまで

原題:Music and Lyrics
監督・脚本:マーク・ローレンス
製作総指揮:ナンシー・ジュヴォネン 、ハル・ギャバ 、ブルース・バーマン
出演:ヒュー・グラント 、ドリュー・バリモア 、ブラッド・ギャレット 、クリステン・ジョンストン 、キャンベル・スコット 、ヘイリー・ベネット他
オフィシャルサイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/
2007年/アメリカ/104分

まずオープニングからコレ↑流れますから(笑)そっからクスクス笑いが止まりません。
そして畳み掛けるように、『80年代スターデスマッチ』("Battle of The 80's Has Been")であがる、
ティファニー vs デビー・ギブソン!
アダム・アント vs ビリー・アイドル!!
他にもREOスピードワゴンやらフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドやら、とにかく随所にちりばめられた80'sネタが最高。(これで笑えてしまう自分、そうえいば、職場の向かいの25歳はなめねこ知らなかったことを考え合わせると、紛れもなく年取ったな、、、と痛感。)

ストーリーは王道ラブコメ。
典型であるにはあるけど、ハマリ役の役者と、監督/脚本なので、気軽に見れる楽しい映画としておすすめ〜。

80年代に全盛だったPop!というポップ・グループのボーカルで、今は全くぱっとしないアレックス(ヒュー)が、カリスマ歌姫コーラに曲を提供するチャンスを得るも、本人はあまりやる気なし。
ところが、ひょんなことで出会ったソフィー(ドリュー)の作詞の才能に惚れ込み、彼女の協力をへてラブソング作りに取り組むことに。。。
というのに、アレックスとソフィーのラブストーリーが絡む訳です。
まぁ、最初から結末は見えますね笑
でも、上に書いた80's関連ネタ、今の歌姫を思いっきりデフォルメしたような(インド、仏教かぶれ)コーラの "Buddha's Delight" ステージセット、他の小ネタもクスリと笑えるものが多くて楽しい。
エンディングのトリビア紹介も劇中エピソードのオチが披露されてて、最後まできっちり楽しませてくれる作品でした。

アレックスとソフィーが作るラブソング "Way Back Into Love" がメロディ、歌詞ともにシンプルでとても良い曲だな〜って思ったら、Fountains of Wayneのアダムが提供しているんですねー。
言われてみると、"Troubled Time" と雰囲気似てる。そんくらい心に響く曲でした。
Pop!の曲やコーラの曲もそれぞれ80年代、今風のエッセンスを凝縮していてよく作りこまれてるなって感心。音楽も見逃せない(聞き逃せない)映画でした。

ドリュー・バリモアってすごい美人ってわけじゃないんだけど、笑顔がホントにキュートで魅力的!!
いいなあ、ああいう笑顔は憧れます。

ちなみにこの映画は今日公開初日で、初回上映見てきました笑
初日初回、客入りは6割ってとこか?"東京タワー" は満員ぽかった。
久々にラブコメ見たけどホント面白かった。おすすめです!

2007年04月18日

●あばれはっちゃく

今日エレベーターでおじさん2人組みと乗り合わせた。
片方のおじさん(仮にA)が、もう片方(仮にB)にしきり懐かしいものについて語っていた。
「あばれはっちゃくはさ・・・」「あばれはっちゃくがね・・・」と。

そしたら、相手のBさんは「あばれはっちゃく」を知らなかった。
「えっ、知らないの?」
「たしか元はマンガかなー」
Aさんは、なおも「あばれはっちゃく」について語る。

「あばれはっちゃく」は児童向け小説ですよ、Aさん。
ドラマ化してましたね。見てました。覚えてますよ。

なにがAさんを「あばれはっちゃく」に駆り立てたのかはわからない。でも気のない返事をするBさんの代わりに心の中で相槌打ってあげました。

ワタシの世代の人か、ワタシの世代の子供がいないと知らないだろうなぁ。
この記事読んでくださったあなたはご存知ですか?「あばれはっちゃく」。

>> あばれはっちゃく@ウィキペディア


で、いきなりですが、Murcof
オフィシャル見たら色々更新されていた。
2006年中で出る予定だった Cosmos は2007年夏頃リリースとか。はーやーくー。
サントラもやったんだねー。"Enlightened Blood (La Sangre Iluminada)" というメキシコ映画です。
メタフィジカルとか書かれてるから難解そうだ。。。あらすじ読んでもサッパリワカラン。
視点が6人の登場人物の間を行ったり来たりしながら描くのかな。
サイトで流れるMurcofの音楽が素晴らしいし、サイトの雰囲気もミステリアスでそそられる。見れるものなら見てみたい映画だけど、日本じゃあ公開なさそうだな。
せめてサントラだけは入手したい。(ちなみに Trailer の音楽は Memoria の別Ver.みたいなのだった)
パリのIMAXシアターでのライブ映像の抜粋なども見応えあり。
昨年のモントルージャズフェスティバルの映像未見の方、これも必見ですよ!

>> http://www.murcof.com/
>> http://www.lasangreiluminada.com/